京都市は2026年3月1日に宿泊税を引き上げました。市内のホテル、旅館、ゲストハウス、民泊のすべてで、宿泊料金に応じて1人1泊200円~10,000円がかかります。京都の「観光税」と言われるのは、ほとんどの場合この宿泊税のことです。2026年10月21日に京都市の公表資料と照合しました。

1人1泊あたりの税額
| 1人1泊あたりの宿泊料金 | 2026年2月28日まで | 2026年3月1日から |
|---|---|---|
| 6,000円未満 | 200円 | 200円 |
| 6,000~19,999円 | 200円 | 400円 |
| 20,000~49,999円 | 500円 | 1,000円 |
| 50,000~99,999円 | 1,000円 | 4,000円 |
| 100,000円以上 | 1,000円 | 10,000円 |
計算例
| 部屋と人数 | 1人あたりの料金 | 1泊の税額 |
|---|---|---|
| 5,500円のホステルのベッド | 5,500円 | 200円 |
| 20,000円のツインルームに2人 | 10,000円 | 1人400円、1室800円 |
| 同じ部屋に1人 | 20,000円 | 1,000円 |
| 60,000円の旅館の部屋に2人(素泊まり) | 30,000円 | 1人1,000円、1室2,000円 |
| 120,000円のスイートに1人 | 120,000円 | 10,000円 |
宿泊料金に含まれるもの
宿泊料金は、1人1泊あたりの客室料金です。サービス料や、清掃・寝具・入浴・寝間着の料金は含みますが、食事代と消費税は含みません。1室に複数人で泊まる場合は、客室料金を人数で割ります。
ホテル自身が行う割引は、課税の基準となる料金を下げます。予約サイトや他社のポイント・割引は対象外で、それらを差し引く前の料金で税額を計算します。
宿泊税の計算ツール
宿泊料金の割合で決まる税は、ホテルごとに端数処理が異なるため、目安としてご利用ください。
食事代・消費税を含まない、1人あたりの素泊まり料金を入力してください。 税額は2026年10月22日に確認したものです。
ホテルを予約するなら
課税される人
料金が発生する宿泊であれば、年齢にかかわらずすべての宿泊者が対象です。京都市には子どもの免除はありません。免除されるのは修学旅行だけで、幼稚園から高校までの日本の学校の児童・生徒と引率の教員が、学校の証明書を提出した場合に限られます。
対象は市内のすべての宿泊施設で、ホテル、旅館、ホステル、ゲストハウス、民泊が含まれます。
2026年3月1日より前に予約した場合
税額は予約した日ではなく、宿泊する日で決まります。2026年3月1日以降の宿泊について旧税額で前払いしている場合は、差額を宿泊施設が徴収します。
宿泊税はチェックイン時かチェックアウト時にホテルが徴収します。予約サイトや旅行会社の料金にすでに含まれていることもあるので、二重に払わないよう支払う前に予約内容を確認してください。
税収の使い道
京都市は宿泊税を、観光の振興と、観光が市に与える負担への対策に使っています。地下鉄のホームドア、混雑やごみへの対策、文化財や町並みの保全などです。引き上げ後の税収は年間約126億円を見込んでいます。
これとは別に、京都市は市バスの均一運賃を230円から350~400円程度に引き上げ、市民は200円とする案を検討しており、2027年度からの実施を目指しています。2026年10月21日時点では承認を得ておらず、まだ実施されていません。